2010年8月4日水曜日

イスラム教と自由

今日から新しいドイツ語コースがスタートしました。
といっても週2回、午後2時間の短い授業です。
以前のインテンシブコースで一緒だった
シリア人とアルゼンチン人の女の子と一緒のクラスでした。

帰りがけに、イスラム教徒の服装、戒律などについての話になりました。
家では顔を覆っているスカーフを脱ぐのか、スカートは履いていいのか、
レギンスを履くことはあるのか、豚肉は本当に食べないのか、
アクセサリーはつけるのか、、、、など等。
気に障らないなら教えて欲しいんだけれど・・といいながらも、
シリア人の子に色々と質問をしました。
私もアルゼンチン人の子も同時に思っていたことは、
イスラム教についてのプライベートな質問を実際してもいいものなのか、ということ。
以前のクラスで先生が宗教に触れた質問をしたことがあったので、
ある程度はしてもいいと分かってはいましたが、
その子の答えは「なんでいけないの??何でも答えるよ。」というものでした。

イスラム教徒の中でも、信仰心の差か規制の差かわかりませんが、
体の露出割合が、人によって様々です。
彼女は、真夏でも顔と手意外は露出しないような服装をしています。
暑い日は尚更、そのような服装をしているのを見て、
気の毒になってしまいますが、彼女曰く全く苦痛に感じることはないそうです。

イスラム教は戒律が厳しく、特に女性に対して差別的と言われることが多いですが、
それは、別の宗教や文化の中で育った人の目から見た意見、に過ぎなかったりするんですね。

イスラム文化に馴染んできた矢先、そしてどんな宗教を信仰していても、
同世代の女の子は同じなのねーとか言い合っていた矢先、
シリア人の子の旦那さんに遭遇しました。
アルゼンチン人の子は思わず、ほっぺたをつけてご挨拶。
それを見て、シリア人の子は笑いながらですが、
「旦那さんにコレをしていいのは私だけなのよーーー!!」と。。。
やっぱりイスラム圏の方々と接するのは気をつけなければいけないこと、ありますネ。

私はなんとなく、、「握手でご挨拶」にしておいて良かったです。

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